業務委託の源泉徴収はどうなるの

サラリーマンの方の1年分の給与と全ての税金を納めた金額をまとめているものを、一般的に源泉徴収票と言いますが、これは大体12月頃に支給されるようになっています。しかしフリーランスや個人事業主の方が業務委託によって仕事をした場合、報酬と税金はどうなるのでしょうか。この場合には支払調書によって報酬と引かれた税金が示されるようになっているのです。この支払調書はフリーランスの方の確定申告の際に必要な書類となりますので、大切に保管しておくようにしましょう。弁護士やデザイナーも同じ報酬制となりますが、これらの職種の場合には源泉徴収が必要となります。なぜならデザイナーや弁護士は区分の上で義務者として位置づけられ、業務を委託している際には雇い主が必ず源泉徴収によって所得税を引かなければいかないという決まりがあるのです。
しかし近年では、クラウドソーシングなどによって業務を委託されている場合でも、雇い主がその義務となっている業務を行わないといった事が起きてます。その場合には報酬を受け取る側が報酬から所得税を納める必要性が出てきます。そして、報酬を受け取ったという証明を持っていなければ納税が出来ないため、その証明となる支払調書が必要になってくるのです。このような状況の場合には、業務を委託している側に対し、フリーランス側は支払調書を発行してもらう事が出来ますので、必要な場合は必ず依頼するようにしましょう。業務委託と源泉徴収について知識をつけたいならこちらを見てみて下さい。